浜田 英明 教授


建築構造計画研究室


Photographs: Hiroshi Aoki


高度に進歩した計算機環境と解析技術の発展、さらに加工・施工技術の革新も相まって、これまで実現困難とされてきた複雑・不定形な構造物が実現されるほどに、現代の技術は成熟した時代を迎えている。しかしながら現代の構造は必ずしも力学的に合理的なものばかりとは言えず、建築家の求める力学的に根拠のない不合理な形態をそのまま力業的に解決している例も多く見られる。そのような状況において、先人の知恵と最新技術を通した、理論と応用の複眼的思考により、意匠性や合理性、安全性のバランスされた包括的な構造デザイン手法の探求を行う。


研究テーマ
構造形態創生法の開発と提案
RCシェル構造の耐震設計法に関する研究
各国の建築構造関係規定の調査と比較
構造家列伝の作成


最近の著書
建築形態と力学的感性(共著、2013)


社会的活動
日本建築学会正会員
同RCシェル構造小委員会オブザーバ


業績
名古屋大学学術奨励賞
豊島美術館(日本建築学会作品賞、村野藤吾賞、日本建築家協会賞受賞)の構造設計