2018年7月に開催された、法政大学江戸東京研究センター国際ワークショップの内容をまとめた書籍「江戸東京の都市組織に挑む」が発刊されました。


2018年7月に法政大学・南カリフォルニア建築大学・トリノ工科大学の3校協同で開催された集中ワークショップ「江戸東京の都市組織に挑む」をまとめた書籍が、彰国社より出版されました。
上野恩賜公園の周囲にネックレス状に連なる上野、本郷、谷中、根津、下谷にスポットを当て、それらの場所が持つ歴史や課題、ポテンシャルを、法政大学・南カリフォルニア建築大学・トリノ工科大学の教員、学生が読み解きました。
 さらにヨーロッパ、米国の都市との比較から都市観、文明観の違いや特徴について思考し、議論した内容もまとめられています。
編著者:法政大学江戸東京研究センター+法政大学デザイン工学部建築学科+
    南カリフォルニア建築大学+トリノ工科大学
発行所:彰国社
定 価:1800円+税

https://edotokyo.hosei.ac.jp/download_file/view_inline/801
———————-【目次】———————–
・「都市の文脈に挑戦する」開催に寄せて:赤松佳珠子、岩佐明彦
・“知”の向上に向けて:カルラ・バルトロッシ、クリスティアーナ・ロシニョーロ
・都市の多様性に触れて:ヘルナン・ディアス・アロンソ
・「都市組織」とは何か:渡辺真理
江戸東京の都市組織
・東京の都市組織を読む:陣内秀信
上野公園を中心とした都市組織
・上野公園を中心とした周辺エリア/6つの対象サイト:栗生はるか
都市組織に挑戦する
・緑を探してー東京の都市構造:クラウディア・カッサテッラ
・東京の見えない空間:ニコラ・ルッシ
・伝統と革新の相対的関係:マウロ・ヴォルピアノ
・トリノ再構築ー都市の未来、ハイブリッド空間:マルコ・サンタンジェロ
・LAー大局的な部分が織りなす全体:ジョン・N・ボーン
・「江戸東京」という年のコンセプト:北山恒
・新たな都市国家ー都会/田舎:ヘルナン・ディアス・アロンソ
・東京の現状と今後への期待:陣内秀信
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