2025年8月04日
東京都では、空き家の地域資源としてのポテンシャルを引き出すため、西多摩・島しょ地域の空き家を移住・定住用住宅として改修する「TOKYO空き家活用魅力発信プロジェクト」を進めています。
このたび、奥多摩町と新島村が所有する空き家3軒について、都内4大学の学生や都の技術職員から改修デザイン案の提案があり、提案説明会を実施の上、都及び町村が実際に改修につなげていく本学のデザイン案が選定されました。
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提案者:法政大学
提案の概要:暮らす人の生活を想定し「もの」と「にわ」に着目した設計として、日用品やアウトドア用品があふれることで暮らしの気配が立ち現れる空間の創出や、東西南北に既存の環境を活かした4つの庭を設けることで奥多摩の豊かな自然を家の内部へ引き込むなど、モノと庭が生活の一部となるような空間をデザインした。