藤本 貴子



Photograph: Takako Fujimoto


アーカイブズ学や建築史学、文化資源学等を参照しながら、近現代建築資料の整理と活用実践を行い、建築アーカイブズの社会活用と未来への継承を通じて建築文化を支える研究を行っています。

研究室では、建築アーカイブズの理論・手法・実践に関する研究を中心に、建築・デザイン文化と実務を支える資料・記録・情報のあり方と社会との関わりを考え、実践します。過去の資料の保存を考えるだけでなく、教育や現代のデザイン実務、出版、展示などの幅広い領域における活用可能性の追求に加え、現代における実務資料の維持と継承、新たな記録の作成と維持管理、建築部材や歴史的建造物の現代的活用、コミュニティとの関係などにもテーマを広げて活動していきます。


研究テーマ
・近代の文化財保護政策における建築資料
・近現代建築資料保存の歴史
・近現代建築資料のアーカイブズ化手法
・近現代建築アーカイブズ活用における法的課題
・近現代建築アーカイブズの教育活用
・建築教育におけるアーキビストの役割
・コミュニティにおける建築アーキビストの役割


社会的活動
日本建築学会、日本アーカイブズ学会、文化資源学会
全日本海員組合本部会館 歴史調査および将来構想委員会事務局
DOCOMOMO国際会員